岡山で平屋に強い住宅会社5選と費用・間取りのポイント
平屋人気の高まりは、岡山でも例外ではありません。全国では新築に占める平屋の割合が伸び続けており、段差のないワンフロアの暮らしやすさに加えて、岡山は岡山市・倉敷市の中心部を離れれば郊外や県北(津山・美作)に土地の余裕があり、平屋を現実的に検討できるエリアだからです。
この記事は、当サイトの特集記事平屋に強い住宅会社の選び方の岡山版です。平屋の相場やメリット・デメリット、法改正といった全国共通の基礎知識は親記事にまとめてあります。ここでは、それを土台にしながら、岡山で平屋商品・平屋対応を公式サイトで確認できた住宅会社と、晴れの国の日射や2018年西日本豪雨の記憶といった岡山ならではの論点にしぼって整理します。
会社の総合的な評価(坪単価・特徴・評判)は、県版の岡山県の住宅会社5選に集約しています。この記事は「平屋」という切り口で読む、その補足版として使ってください。
この記事に出てくる専門用語
- UA値:室内の熱が外へ逃げやすいかを示す数値。小さいほど逃げにくい
- C値:家の隙間の少なさを示す数値。小さいほど隙間が少ない
- ZEH:光熱費を抑えやすい省エネ住宅の基準
- 耐震等級3:建築基準法の1.5倍の強さ
- 制震:揺れそのものを吸収して建物の損傷を抑える仕組み
- 許容応力度計算:地震や風に耐えられるかを部材ごとに詳しく計算する方法
- パッシブ設計:設備に頼りきらず、日差しや風といった自然の力を活かす考え方
- 坪単価:1坪あたりの建築費(1坪は約3.3㎡)
- 付帯工事費:地盤改良や給排水など、建物本体以外の工事費
- 延床面積:各階の床面積を合計した広さ
- 規格プラン・規格住宅:用意された間取りや仕様から選ぶプラン
- 自由設計:間取りや仕様を一から相談できるプラン
- 気密測定:家の隙間の少なさ(C値)を実際に測ること
岡山の平屋事情——相場と土地
結論から言うと、平屋の費用相場は全国と大きく変わらず、岡山でも「坪単価は2階建てより1〜2割高い」という前提で考えるのが実態に近いです。
平屋の坪単価と総額の目安
まず、岡山県の注文住宅の公的な水準を押さえておきます。国土交通省の建築着工統計から当サイトが算出すると、2025年度に岡山県で着工した持家(注文住宅)の木造は約91.2万円/坪(3,295戸・平均床面積111.0㎡=約33.6坪)でした。全国の持家木造は約87.4万円/坪なので、岡山はやや上回る水準です。
ただし、この統計は平屋と2階建てを分けていません。平屋だけの坪単価を示した公的な一次データは存在しません。
そのうえで、平屋の坪単価と建物本体の目安は、延床面積によって次のようになります(SUUMO・HOME4Uなど住宅情報サイトの掲載値にもとづく目安)。
| 延床 | 坪単価目安 | 建物本体の目安 |
|---|---|---|
| 20坪(約66㎡・2〜3LDK) | 80万円/坪前後 | 約1,600万円 |
| 25坪(約82.5㎡・3LDK) | 75万円/坪前後 | 約1,875万円 |
| 30坪(約99㎡・4LDK) | 70万円/坪前後 | 約2,000〜2,400万円 |
| 40坪(約132㎡・4〜5LDK) | 65〜75万円/坪 | 約2,600〜3,000万円 |
上の表と、先ほどの公的な値(91.2万円/坪)を直接くらべないでください。 公的な値は建築確認の際に届け出る「工事費予定額」を床面積で割ったもので、媒体が示す「本体価格」と含む範囲が同じとは限りません。表のほうが低く見えるのは前提の違いによるもので、岡山の平屋が安いという意味ではありません。岡山県全体の水準とただし書きは岡山県の住宅会社5選にまとめています。
付帯工事費や諸費用を含めた総額は、30坪クラスで約2,500〜3,000万円が目安です(外構・土地は別。住宅情報サイトの掲載値にもとづく目安で、公的な一次データはありません)。大手ハウスメーカーの高性能仕様なら坪100万円を超えることもあります。
同じ延床で比べたとき平屋が2階建てより高くなるのは、基礎と屋根の面積が2階建ての2倍必要になり、この2箇所が住宅工事のなかでも単価の高い部分だからです。SUUMOも同様に1〜2割程度割高になると説明しています。詳しい費用の仕組みは親記事の費用解説をご覧ください。
なお、全国では平屋の人気が伸び続けており、新築の専用住宅に占める平屋の割合は2013年度の7.4%から2023年度は15.4%へと約2倍、着工数でみてもこの10年で56.1%増えています(出典:DIAMOND不動産研究所(国土交通省 建築着工統計の二次要約))。2024年の平屋の1戸当たり平均床面積は97.6㎡(約29.5坪・国土交通省 建築着工統計調査報告 令和6年計)で、岡山で検討する層の中心も30坪前後の平屋になりそうです。
岡山の土地事情
岡山は、県南の岡山市・倉敷市という二大都市に、県北の津山・美作、県西の井原・笠岡、県東の備前を加えた、地場ビルダーの厚い県です。政令市・中核市の中心部では平屋向きのまとまった敷地は限られますが、中心部を離れた郊外や県北では、平屋を建てられる広さの敷地を見つけやすい傾向があります。
延床30坪の平屋を建てるには、建ぺい率60%の土地で計算上は約50坪の敷地が必要です(これは最低値で、駐車場や軒・ポーチ分を考えるとさらに余裕がほしいところ)。土地がやや狭い場合は、天井高を確保した1.5階建て(建築基準法上は2階建て扱い)で平屋の雰囲気を得る選択肢もあります。岡山は「晴れの国」と呼ばれ日照時間が長く比較的災害の少ない土地柄ですが、2018年の西日本豪雨では倉敷市真備町を中心に甚大な水害が発生した経緯があります。土地選びの段階で、候補地のハザードマップ(浸水想定・土砂災害警戒区域)は必ず確認しておきましょう。
岡山で平屋に強い住宅会社5選
結論:岡山には、平屋の商品ラインや平屋対応を公式サイトで打ち出している会社が複数あります。以下は、各社の公式サイトで平屋商品・平屋対応を確認できた5社です。
会社ごとの平屋商品名・特徴・本社エリアを、まず一覧で整理します。
| 会社 | 平屋商品・平屋対応 | 坪単価の目安 | 特徴 | 本社・エリア |
|---|---|---|---|---|
| ライフデザイン・カバヤ | ANJU(安寿) | 65〜80万円 | 独自のCLTハイブリッド構法で耐震等級3。ANJUは断熱等級6・UA値0.46・C値0.65を公式に掲示 | 岡山市北区/岡山・広島・香川・兵庫ほか |
| カスケの家 | Eaves Flat(平屋商品) | 55〜90万円 | パッシブデザインの高気密高断熱・耐震等級3。3ラインの商品構成で平屋にも展開 | 倉敷市/倉敷・岡山・総社・浅口ほか県南 |
| 倉敷ハウジング | HIRAYA(ヒラヤ) | 65〜85万円 | パナソニックビルダーズグループの共通工法「テクノストラクチャー」を採用。耐震等級3+制震・断熱等級6以上・C値0.7以下 | 倉敷市/倉敷・岡山中心 |
| ひのき住宅 | 平屋の施工事例(自由設計) | 65〜87万円 | 無垢材・漆喰の自然素材×高気密高断熱を標準に、ネジ1本まで選べる完全自由設計を平屋にも | 倉敷市/倉敷・岡山中心 |
| ヘルシーホーム | 平屋(本体1,300万円台〜) | 44〜60万円 | 一級建築士監修の規格住宅路線を平屋にも展開。耐震等級3、段差のないフラット設計 | 岡山市/岡山県・広島県の一部 |
坪単価の目安は、県版の岡山県の住宅会社5選と共通の目安(媒体調べ等。ライフデザイン・カバヤANJUと倉敷ハウジングHIRAYAは公式仕様を併記)です。各社の詳細表にある本体価格の目安は「坪単価 × 延床30坪(平屋の中心的なサイズ)」で算出した建物のみの価格で、実際の総額はこれに付帯工事費・諸費用・外構・土地代が加わります。また、平屋は同じ延床の2階建てより1〜2割高くなる傾向があるため、この目安のやや上振れも見込んでおくと安心です。
以下、各社の平屋について公式サイトで確認できた範囲を補足します。各社に添えた8項目のチャートは県版記事と共通の当サイト採点で、同じスコアを再掲しています(採点方法は評価基準を参照)。チャートの低いスコアは、多くの場合その項目が公式サイトで「非公表」であることを意味します。性能や対応の優劣が確定しているわけではなく、資料請求や打ち合わせで確認すべき項目を示しています。総合的な評価や坪単価の目安は、県版の岡山県の住宅会社5選を必ずあわせてご覧ください。
1. ライフデザイン・カバヤ|岡山最大手級が手がける専用平屋商品「ANJU」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平屋商品・対応 | ANJU(安寿) |
| 本社・対応エリア | 岡山市北区/岡山・広島・香川・兵庫・鳥取・福岡・愛媛・東京 |
| 坪単価の目安 | 65〜80万円(媒体調べ・要見積り) |
| 本体価格の目安 | 約1,950万〜2,400万円(延床30坪) |
| 公式サイト | lifedesign-kabaya.co.jp |
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。
ライフデザイン・カバヤ(カバヤホーム)は、岡山市北区に本社を置く岡山県内最大手級のビルダーで、中国地方から四国・九州・首都圏まで広く展開しています。公式サイトには平屋の専用商品「ANJU(安寿)」があり、光と風を感じる連続窓・深い軒・勾配天井の平屋を、独自のCLTハイブリッド構法で建てられます。iFデザインアワード2026・グッドデザイン賞2025・ウッドデザイン賞といった第三者のデザイン評価も受けており、実績とデザインの両方で選びやすい会社です。
平屋で効く性能面では、ANJUは耐震等級3(最高等級)・断熱等級6・UA値0.46・C値0.65(同社公表)を掲示し、CLTハイブリッド構法は「繰り返す加振に70回耐える」耐震性を実証しています。屋根面積が広く夏の日射を受けやすい平屋でも、断熱等級6と気密の担保で温熱環境を押さえられる構成です。トリプルガラス・熱交換換気も標準で、晴れの国の日射対策と冬の底冷え対策の両方に効きます。
平屋で選ぶときの注意点:坪65〜80万円の中価格帯で、規格性が強いぶん自由設計の度合いは事前に確認が必要です。棟数の多い大規模ビルダーでは、担当者や現場によってアフター・現場対応の質に差が出やすい面もあるため、担当・現場との連携は打ち合わせ時に確認しましょう。
こんな人におすすめ:岡山で、県内最大手級の実績と、専用平屋商品ならではの性能・デザインを両立させたい人。
2. カスケの家|倉敷の老舗が手がけるパッシブデザインの平屋「Eaves Flat」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平屋商品・対応 | Eaves Flat(平屋商品) |
| 本社・対応エリア | 倉敷市(1883年創業)/倉敷・岡山・総社・浅口・笠岡・井原 |
| 坪単価の目安 | 55〜90万円(媒体により幅あり・要見積り) |
| 本体価格の目安 | 約1,650万〜2,700万円(延床30坪) |
| 公式サイト | kasuke-and.com |
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。
カスケの家(カスケホーム)は、リフォームから続く創業約140年の倉敷の老舗が手がける新築ブランドです。公式サイトの商品ラインナップに平屋商品「Eaves Flat」があり、シンプルでミニマムな暮らしを楽しめる平屋として、フラットスタイルと勾配天井のロフトスタイルの2案を選べます。自由設計・セミオーダー・規格住宅の3ラインを持つ会社の設計力を、平屋にも活かせる構成です。SUUMOの岡山県工務店ランキングで1位(2026年6月集計・SUUMO調べ)に入っています。
平屋で効く性能面では、高気密・高断熱のパッシブデザイン住宅で耐震等級3(最高等級)を確保しています。柱と壁の少ない大空間を採りやすい平屋こそ耐震の裏付けが効くため、パッシブ設計と耐震等級3の組み合わせは平屋と相性のよい土台です。ウォークスルー×ウォークインの2種の収納、L型壁付けキッチンなど、ワンフロアの動線を活かす提案も揃います。
平屋で選ぶときの注意点:坪単価は媒体によって55〜90万円と幅があります。また同社が掲げる「岡山県10年連続1位」はリフォーム売上のランキングであり、注文住宅の棟数1位ではない点に留意しましょう。倉敷を中心とした県南エリアが商圏です。
こんな人におすすめ:倉敷エリアで、パッシブデザインと耐震性能、地域の老舗の安心感を求める人。
3. 倉敷ハウジング|テクノストラクチャーで災害に強い平屋「HIRAYA」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平屋商品・対応 | HIRAYA(ヒラヤ) |
| 本社・対応エリア | 倉敷市片島町(1976年設立)/倉敷・岡山中心 |
| 坪単価の目安 | 65〜85万円(媒体調べ・要見積り) |
| 本体価格の目安 | 1,980万円〜(27坪・税込)/延床30坪換算 約1,950万〜2,550万円 |
| 公式サイト | kurahau.co.jp |
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。
倉敷ハウジングは1976年設立、倉敷で50年の地域密着ビルダーです。パナソニックビルダーズグループの共通工法「テクノストラクチャー」を採用し、全棟で388項目の構造計算を行う、地震・災害に強い家づくりが強み。公式サイトには平屋の専用商品「HIRAYA」があり、ゆとりと大空間を楽しむ平屋を、柱と壁の少ない開放的な設計で提案しています。テクノストラクチャーの施工実績は800棟(同社公表)です。
平屋で効く性能面では、HIRAYAは耐震等級3+制震装置・断熱等級6以上・C値0.7以下を標準に掲示し、長期優良住宅認定にも対応します。屋根が広く夏の日射を受けやすく、また地震時の水平力を大空間で受け止める必要がある平屋で、耐震+制震と断熱等級6以上を標準で押さえられるのは心強い土台です。参考価格は27坪1,980万円〜(税込)と公式に公表されており、総額を読みやすくしています。
平屋で選ぶときの注意点:標準グレードが高いぶん坪65〜85万円と「最安値ではない」価格帯です。テクノストラクチャーはパナソニックビルダーズグループの共通工法のため、この点は自社独自の工法とは区別して評価しましょう。
こんな人におすすめ:倉敷エリアで、耐震+制震・断熱等級6以上を標準仕様で押さえた平屋を建てたい人。
4. ひのき住宅|自然素材×自由設計で建てる平屋
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平屋商品・対応 | 平屋の施工事例(完全自由設計) |
| 本社・対応エリア | 倉敷市笹沖(1982年創業)/倉敷市・岡山市中心 |
| 坪単価の目安 | 65〜87万円(媒体調べ・要見積り) |
| 本体価格の目安 | 約1,950万〜2,610万円(延床30坪) |
| 公式サイト | hinoki-j.jp |
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。
ひのき住宅は1982年創業、倉敷・岡山を地盤とする地域密着の老舗工務店です。LIFULL HOME’Sの岡山県工務店ランキングで1位(2026年7月時点・LIFULL HOME’S調べ)と、県内ポータルで最上位級の人気を集めています。公式サイトには「内と外を無垢で繋ぐ、家族の気配を感じる平屋」など平屋の施工事例が複数あり、無垢材や漆喰の自然素材を活かした自由設計の平屋を手がけていることが確認できます。
平屋で効く性能面では、無垢材・漆喰などの自然素材へのこだわりに、高気密高断熱を標準採用したデザイナーズ系の家づくりが持ち味です。ネジ1本・材料まで選べる完全自由設計(SUUMO)で、平屋の中央に光を届ける中庭・勾配天井や、素足で気持ちいい無垢床の質感など、平屋との相性のよい設計を細部まで詰められます。有償点検を含め最長60年のサポート体制も用意します。
平屋で選ぶときの注意点:平屋の専用商品名は掲げていないため、平屋の実績や仕様は資料請求・打ち合わせで確認しましょう。坪65〜87万円と価格は高めで、「割高に感じる」の声もあります。素材と設計自由度への投資と考えて総額で比較してください。
こんな人におすすめ:倉敷・岡山で、無垢材の自然素材と自由設計にこだわって平屋を建てたい人。
5. ヘルシーホーム|1,300万円台からの手が届く岡山の平屋
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平屋商品・対応 | 平屋(規格住宅) |
| 本社・対応エリア | 岡山市(岡山地盤)/岡山県・広島県の一部 |
| 坪単価の目安 | 44〜60万円(媒体調べ・要見積り) |
| 本体価格の目安 | 1,300万円台〜(税抜・公式公表)/延床30坪換算 約1,320万〜1,800万円 |
| 公式サイト | healthy-home.co.jp |
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。
ヘルシーホームは岡山を地盤とする会社で、LIFULL HOME’Sの岡山県工務店ランキング2位(2026年7月時点・LIFULL HOME’S調べ)の人気ぶりです。公式サイトの平屋ページでは、本体1,300万円台(税抜)からの平屋を打ち出しており、ワンフロアで家事動線が完結する平屋を、この記事の5社で最も手が届きやすい価格帯で提案しています。
平屋で効く性能面では、耐震等級3を確保しつつ、段差のないフラット設計・小さい子どもの安全に配慮した間取りを標準としています。主力の規格住宅「Hellouse(ハロウス)」で培った一級建築士監修のプランニング力を、平屋にも展開しているのが持ち味です。「土地探しからの家づくり」を掲げており、岡山・倉敷で土地から相談したい層にも向く構成です。
平屋で選ぶときの注意点:規格住宅がベースのため、完全な自由設計と比べると間取りの自由度には制約があります。断熱等級・UA値・C値の数値は公式に見当たらないため、資料請求や打ち合わせで確認しておくと安心です。
こんな人におすすめ:岡山で、コストを抑えつつ耐震等級3・バリアフリーの平屋を建てたい人。
気になる平屋商品の資料を、無料で取り寄せる
平屋対応の会社は、資料に平屋商品や平屋の実例集が入っています。まずは岡山の2〜3社にしぼって取り寄せてみましょう。
- 都道府県別のおすすめ会社を探す → (お住まいの都道府県から候補を絞れます)
- 各社の紹介欄にある「公式サイト」から、カタログ請求や来場予約ができます
※この箇所には広告を掲載していません。当サイトはアフィリエイトプログラムに参加していますが、掲載順位・評価は広告の有無や報酬に左右しません。
岡山で平屋を建てる費用と間取りの考え方
結論:費用は「坪単価だけでなく総額で」、間取りは「ワンフロアの動線と採光」で考えるのが失敗しないコツです。
前章の相場表のとおり、岡山でも平屋の建物本体は30坪で約2,000〜2,400万円、総額(付帯・諸費用込み・外構と土地は別)で約2,500〜3,000万円が目安です。平屋は階段や階段ホールといった「非居住スペース」がないぶん、同じ延床でも実際に使える居室面積は広くなります。坪単価の高さだけで判断せず、「使える面積あたりのコスト」と総額で比べるのがポイントです。費用の内訳や2階建てとの比較の詳細は、親記事の費用解説にまとめています。
間取りは、平屋の魅力であるワンフロアの家事動線を軸に考えます。2024年の平屋の平均床面積は約29.5坪で、岡山でも3〜4LDK・30坪前後が中心的なゾーンになりそうです。一方で、平屋は建物の中央に光が届きにくく、隣家が2階建てだと日当たり・通風が阻害されやすいという弱点があります。中庭(コの字型・ロの字型)や勾配天井+高窓、深い軒といった設計の工夫で、採光とプライバシー、そして夏の日射を同時にコントロールする発想が大切です。晴れの国の岡山では、深い軒による日射制御は夏の暑さ対策としても効きます。この採光・防犯・プライバシーの設計に、候補の会社が対応できるかを早めに確認しておきましょう。
平屋で失敗しないための確認ポイント
親記事では、平屋に強い会社を「断熱・気密」「耐震」「バリアフリー」の3点で見分けることをおすすめしています。ここでは、その3点を岡山の論点(晴れの国の日射・耐震・西日本豪雨の記憶)に引き寄せて3つに整理します。
① 耐震と、内陸〜南海トラフの揺れへの備え
岡山は南海トラフ地震の揺れの影響圏にあり、内陸の直下型地震も想定されるエリアです。平屋は重心が低く地震時の水平力の影響を受けにくいため耐震等級3を取得しやすいとされますが、大開口・大空間を採る場合は構造計算による裏付けが必須です。会社選びでは、耐震等級3が標準か、許容応力度計算など構造計算を実施しているかを確認しましょう。この記事の5社では、ライフデザイン・カバヤANJU、カスケの家、倉敷ハウジングHIRAYA、ヘルシーホームが耐震等級3を公式に掲示しています。
② 断熱・気密と、晴れの国の夏の日射対策
「晴れの国」岡山は日照時間が全国トップクラスで、夏の暑さ対策が快適さと光熱費を左右します。平屋は屋根面積が広いぶん、夏の屋根からの日射熱の影響が2階建て以上に出やすいのが特徴です。屋根・天井の断熱仕様(断熱等級やUA値)と、深い軒・庇や窓配置による日射制御が効きます。断熱等級6以上やZEH水準を標準にしているか、全棟で気密測定(C値)をしているかを、公式サイトの具体的な数値で確認するのが近道です。ANJUのUA値0.46・C値0.65、HIRAYAのC値0.7以下といった公表値は、この観点の判断材料になります。
③ 水害・土砂災害への配慮
岡山は比較的災害の少ない土地柄とされますが、2018年の西日本豪雨では倉敷市真備町を中心に甚大な水害が発生した経緯があります。平屋は2階への垂直避難ができないため、水害リスクへの備えは2階建て以上に重要です。候補地は必ずハザードマップで浸水想定・土砂災害警戒区域を確認し、必要に応じて敷地の嵩上げも検討しましょう。設計面では、屋根の勾配や水はけ、軒の出、外構の排水計画を会社と早めに詰めておくと安心です。バリアフリー(段差解消・引戸・手すり下地)の標準対応は、平屋を長く住みこなす前提として、あわせて確認しておきましょう。
3点をより詳しく確認したい場合は、親記事の「平屋に強い会社の見分け方」を参照してください。会社ごとの総合評価は岡山県の住宅会社5選にまとめています。
まとめ
岡山で平屋を建てるなら、まず「南海トラフ・内陸地震への備え(耐震)」「晴れの国の日射をふまえた断熱」「西日本豪雨の教訓をふまえた水害・土砂災害への配慮」を軸に、平屋商品や平屋対応を公式サイトで打ち出している会社から候補を絞るのが近道です。
- 費用:30坪の建物本体で約2,000〜2,400万円、総額で約2,500〜3,000万円が目安。坪単価だけでなく総額で比較する
- 会社:岡山には平屋商品・平屋対応を公式で確認できる会社が複数ある。総合評価は岡山県の住宅会社5選で確認
- 見分け方:断熱・気密/耐震/バリアフリーの3点を、岡山の論点(晴れの国の日射/耐震/水害・土砂災害)に引き寄せて確認
平屋の基礎知識(相場の仕組み・メリットとデメリット・2025年4月の法改正)は、特集記事平屋に強い住宅会社の選び方にまとめています。資料請求のやり方(何社に頼む・営業への対策・届いた資料の読み方)は資料請求ガイドをご覧ください。まずは気になる平屋商品のカタログを取り寄せるところから、比較を始めてください。
岡山の平屋商品のカタログを、無料で取り寄せる
地元の地場1〜2社+大手1社にしぼって、平屋商品の資料を見比べてみましょう。
- 都道府県別のおすすめ会社を探す → (お住まいの都道府県から候補を絞れます)
- 各社の紹介欄にある「公式サイト」から、カタログ請求や来場予約ができます
※この箇所には広告を掲載していません。当サイトはアフィリエイトプログラムに参加していますが、掲載順位・評価は広告の有無や報酬に左右しません。
関連記事:特集:注文住宅の資料請求のやり方|何社に頼む?営業は来る?
本記事の作成方針:掲載した平屋商品名・平屋対応は、いずれも各社公式サイトで確認できたもののみを記載しています(ライフデザイン・カバヤ=ANJU、カスケの家=Eaves Flat、倉敷ハウジング=HIRAYA、ひのき住宅=公式サイトの平屋施工事例、ヘルシーホーム=平屋ページ)。各社の性能仕様(耐震等級・断熱等級・工法・保証)は各社の公表内容であり、商品・条件により異なります。坪単価・総額は媒体の相場記述にもとづく目安で、時期・仕様・グレードで変動します。各社の坪単価の目安は県版記事と共通の目安(媒体調べ等。ライフデザイン・カバヤANJU・倉敷ハウジングHIRAYAは公式仕様値、ヘルシーホームは公式公表の価格帯を併記)で、本体価格の目安は坪単価×延床30坪で算出した建物のみの価格です。平屋は同じ延床の2階建てより1〜2割高くなる傾向があります。公式で確認できなかった数値・商品名は記載していません。順位への言及は、出典・集計時点・調査元を明記のうえ限定条件付きで扱い、No.1表示は用いていません。倉敷ハウジングが採用する「テクノストラクチャー工法」はパナソニックビルダーズグループの共通工法で、同社独自の工法ではありません。カスケの家が掲げる「岡山県10年連続1位」はリフォーム売上のランキングで、注文住宅の棟数1位ではありません。8項目チャートは県版記事と共通の当サイト採点(公開情報にもとづく目安)で、各社の優劣を保証するものではありません。会社ごとの総合的な評価は県版記事岡山県の住宅会社5選に集約しています。
主な出典:国土交通省 建築着工統計調査報告 令和6年計/SUUMO 平屋の坪単価/HOME4U 平屋の坪単価/DIAMOND不動産研究所(国土交通省 建築着工統計の二次要約)/SUUMO 岡山県工務店ランキング/LIFULL HOME’S 岡山県工務店人気ランキング/各社公式サイト