【2026年版】長崎県の注文住宅おすすめ住宅会社5選費用相場と5社の比較

稲佐山から見下ろす長崎港と市街地の眺め

先に結論|タイプ別のおすすめ

掲載順は当サイト独自の総合ランキングではありません。★長崎は、建物の話より先に敷地の話が来ます。①対応エリア → ②重視したい特徴 → ③造成・擁壁を含めた見積総額、の順に見て、自分の条件に合う会社から確認してください。

  • 木の素材と長期のアフターで選ぶ

    谷川建設

    注意点 価格は公式に公開されておらず、断熱性能の数値も確認できません。

  • 長崎市で、性能を数値で確かめたい

    鳥越住建

    注意点 完全自由設計のため、価格の見当は見積もりを取るまでつきません。

  • 佐世保・県北で建築家プランを頼む

    ユーセイホーム

    注意点 フランチャイズのプランは本部側で更新されるため、検討時点のラインナップを公式で確認してください。

  • 諫早・大村・島原で予算を抑える

    大栄建設トミーズホーム

    注意点 商品によって性能の標準仕様が変わる可能性があります。

  • 無垢材と木の質感を大切にしたい

    浜松建設

    注意点 20年保証はオプションで、10年目までに無料住宅検査を受けることが条件です。

長崎の家づくりには、他県にない前提があります。建物の話をする前に、敷地の話が先に来るということです。

坂の街と言われますが、これは印象の話ではありません。長崎県建築基準条例には、崖に近接して建てる場合の離隔距離が定められています。 高さ2mを超える崖に対して、その高さの1.5倍を離さなければならない。間口の狭い敷地では、この一行で建物の配置がほぼ決まります。

もうひとつお伝えしておきます。この記事で紹介する5社は、いずれも公式サイトで坪単価や本体価格を公開していません。 各社の坪単価は媒体の掲載値を頼るしかなく、比較の土台としては心もとないのが実情です。

そこで本記事は、まず敷地が費用に与える影響を条例と市の資料で押さえ、次に5社の工法・仕様・保証を並べます。そのうえで記事の後半に、国土交通省の建築着工統計から長崎県の実勢を出す章を設けました。

この記事の5社の選定基準

  1. 長崎の家づくりの代表的なタイプ(長崎発の木造専門/高性能自由設計/県北の地域密着/県央のローコスト/自然素材)が分散していること。
  2. 公式サイトで工法・仕様・保証が確認できること。
  3. 登記上の商号と本店所在地を、国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで突き合わせて確認できること。

各社の紹介には、特徴を8項目で整理した当サイト独自のチャートを掲載しています(評価の考え方は記事末尾の作成方針をご覧ください)。

この記事に出てくる専門用語
  • RC造:鉄筋とコンクリートで造る住宅
  • SE構法:接合部に金物を使う木造の工法
  • C値:家の隙間の少なさを示す数値。小さいほど隙間が少ない
  • 耐震等級3:建築基準法の1.5倍の強さ
  • 構造計算:地震や風に耐えられるかを、計算で確かめること
  • 長期優良住宅:長く良い状態で使える家として、国の基準を満たすと認定される制度
  • 塩害:潮風によるさびや劣化
  • 坪単価:1坪あたりの建築費(1坪は約3.3㎡)
  • 本体価格:建物だけの価格。土地代・外構・付帯工事費・諸費用は含まない
  • 付帯工事費:地盤改良や給排水など、建物本体以外の工事費
  • 外構:駐車場・門・塀・庭など建物の外側
  • 延床面積:各階の床面積を合計した広さ
  • 規格プラン・規格住宅:用意された間取りや仕様から選ぶプラン
  • 自由設計:間取りや仕様を一から相談できるプラン
  • 商号:会社が登記している正式な名前

長崎の敷地の話に出てくる言葉

  • 擁壁(ようへき):崖や斜面が崩れないように、土を支えるために造る壁
  • 離隔(りかく):建物と崖のあいだに取る距離
  • 造成(ぞうせい):土地を削ったり盛ったりして、建てられる形に整える工事
  • 幅員(ふくいん):道路の幅
  • 縦断勾配(じゅうだんこうばい):道路を進む方向の傾きの度合い

長崎県のおすすめ住宅会社5社 比較表

長崎県のおすすめ住宅会社5社の本社・坪単価・本体価格・特徴の比較
会社名本社坪単価の目安本体価格の目安(延床32坪)特徴
谷川建設 長崎市岡町60〜120万円約1,920万〜3,840万円長崎発・木曽檜の木造専門メーカー
鳥越住建 長崎市矢上町65〜90万円約2,080万〜2,880万円C値1.0以下・耐震等級3の高性能自由設計
ユーセイホーム 北松浦郡佐々町約58万円約1,860万円前後県北の地域密着・デザインカーサ加盟
大栄建設トミーズホーム 諫早市高来町55〜70万円約1,760万〜2,240万円県央のローコスト・自社体制の施工
浜松建設 諫早市森山町55〜60万円約1,760万〜1,920万円自然素材と自社製材の木の家
  1. 谷川建設

    本社
    長崎市岡町
    坪単価
    60〜120万円
    本体価格
    約1,920万〜3,840万円
    特徴
    長崎発・木曽檜の木造専門メーカー
  2. 鳥越住建

    本社
    長崎市矢上町
    坪単価
    65〜90万円
    本体価格
    約2,080万〜2,880万円
    特徴
    C値1.0以下・耐震等級3の高性能自由設計
  3. ユーセイホーム

    本社
    北松浦郡佐々町
    坪単価
    約58万円
    本体価格
    約1,860万円前後
    特徴
    県北の地域密着・デザインカーサ加盟
  4. 大栄建設トミーズホーム

    本社
    諫早市高来町
    坪単価
    55〜70万円
    本体価格
    約1,760万〜2,240万円
    特徴
    県央のローコスト・自社体制の施工
  5. 浜松建設

    本社
    諫早市森山町
    坪単価
    55〜60万円
    本体価格
    約1,760万〜1,920万円
    特徴
    自然素材と自社製材の木の家

この坪単価の出所について、先にお断りしておきます。5社はいずれも公式サイトで坪単価・本体価格を公開していません。 上表の数値は、住宅情報媒体の掲載値をもとに当サイトが整理した目安です。

本体価格の目安を延床32坪で計算しているのにも根拠があります。建築着工統計によると、長崎県の持家の平均床面積は106.9㎡=約32.4坪でした(記事後半の「費用相場【公的統計】」の章)。全国平均の33.9坪より小さく、長崎の実勢に合わせた前提です。実際の総額は、これに付帯工事費・諸費用・外構・土地代が加わり、長崎では造成や擁壁の費用が敷地によって大きく動きます

長崎で最初に効くのは敷地——がけ条例と斜面地

結論:長崎県には、崖に近接して建てる場合の離隔距離を定めた県独自の条例があります。敷地によっては、建物の配置と工事費が仕様より先に決まってしまいます。

① がけ条例——崖の高さの1.5倍を離す

長崎県建築基準条例の第3条は、次のように定めています。

建築物を高さ2メートルを超える崖(地表面が水平面に対し30度を超える角度をなす土地で硬岩盤(風化の著しいものを除く。)以外のものをいう。以下同じ。)に近接して建築しようとする場合は、崖の上にあっては崖の下端から、崖の下にあっては崖の上端から当該建築物との間に当該崖の高さの1.5倍の水平距離を保たなければならない。

(出典:長崎県土木部建築課「長崎県建築基準条例の解説」

具体的な距離に置き換えると、こうなります。

崖の高さと、長崎県建築基準条例が求める必要な水平距離
崖の高さ必要な水平距離
2m 3m
3m 4.5m
4m 6m
5m 7.5m

間口の狭い敷地では、この距離を取るだけで建物の位置がほぼ決まります。 さらに、鉄筋コンクリート造などの重量のある建物を崖の上に建てる場合は、この数値をさらに増やすことが求められています。

離隔が取れない場合は、擁壁の新設や改修、あるいは地盤調査によって安全上支障がないと設計者が判断できる根拠づくりが必要になります。同条例の解説は、崖の上部・下部・崖の部分の地盤調査を行い、地層の構成や表層土の厚み、せん断抵抗力などを把握して工学的に判断する必要がある、としています。

ここが費用の話につながります(以下は当サイトの見解です)。 これらの調査費や擁壁工事費は、建物の本体価格には含まれません。 つまり坪単価だけを見比べて会社を選ぶと、敷地によってはこの部分で判断を誤ります。長崎で見積もりを取るときは、造成・擁壁・地盤にかかる費用がどこまで含まれているかを、最初に確認してください。

重要な注意:同解説には、長崎市や佐世保市などでは解釈や取り扱いが異なる場合があると明記されています。実際の敷地では、その市の建築指導部局に必ず確認してください。

② 土砂災害警戒区域——県内に41,472箇所

長崎県が指定している土砂災害警戒区域は、合計41,472箇所です(令和8年7月14日現在)。

長崎県の土砂災害警戒区域の内訳(令和8年7月14日現在)
区分警戒区域うち特別警戒区域
土石流 5,918箇所5,487箇所
急傾斜地の崩壊 34,350箇所33,554箇所
地すべり 1,204箇所0箇所

(出典:長崎県 市町村別の区域指定状況

8割以上が急傾斜地の崩壊です。 土砂災害特別警戒区域、いわゆるレッドゾーン内に居室のある建物を建てる場合は、土砂災害防止法にもとづく構造の規制がかかります。土石などが建物に及ぼす力に耐えられる構造かどうかを、建築確認のなかで審査されるしくみです(長崎県砂防課「建築物の構造規制」)。

知事の許可が要るのは、別の場合です。 レッドゾーン内で他人のための住宅などを建てるために土地を造成する行為(法律では「特定開発行為」といいます。分譲地をつくって売る場合などが当たります)には、知事の許可が必要になります(同課「特定開発行為」)。自分が住む家を1軒建てる場合は、通常こちらには当たりません。

土地を決める前にハザードマップを見る——どの県でも言われることですが、長崎では指定数がこの規模である以上、順序を変える理由がありません。

③ 車が入らない敷地——長崎市の整備基準が示すもの

長崎市は「車みち整備事業」を平成25年度から実施しています。市の説明には「階段や狭くて車が入らない斜面住宅地が多く」とあり、整備の対象になる条件はこう定められています。

(出典:長崎市 車みち整備事業とは

この基準が置かれていること自体が、それ未満の道が現にあることの裏づけです。 同じ市の資料には、消防車が入れないために消火活動が困難な地域が数多くあること、ゴミ収集に同規模の都市より数億円多い費用が必要であることも書かれています。

ここから言えること(当サイトの見解です):車が入らない敷地では、資材を小分けに運ぶ必要があり、重機も使えません。工事費に影響すると考えられますが、いくら上乗せになるかを示した公的データはないため、金額は書きません。

現地を見に行くときに確認したいのは3点です。前面道路の幅員、勾配、そして4トン車が入れるかどうか。 市の整備基準がそのまま目安になります。

1. 谷川建設|長崎発・木曽檜の木造専門メーカー

谷川建設 の本社・許可・対応エリア・坪単価の目安
項目内容
本社 長崎市岡町9-1(1971年創業)
許可 九州地方整備局 第008964号
対応エリア 長崎県・佐賀県・福岡県・熊本県・大分県・鹿児島県・広島県
坪単価の目安 60〜120万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)
  1. 本社

    内容
    長崎市岡町9-1(1971年創業)
  2. 許可

    内容
    九州地方整備局 第008964号
  3. 対応エリア

    内容
    長崎県・佐賀県・福岡県・熊本県・大分県・鹿児島県・広島県
  4. 坪単価の目安

    内容
    60〜120万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)

公式サイトtanigawa-group.com

3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

谷川建設は、長崎市に本社を置く木造専門の住宅メーカーです。1971年の創業で、長崎から福岡・佐賀・熊本・大分・鹿児島と広島へ展開する、県内では数少ない広域型の会社です。

最大の特徴は木曽檜を使う家づくりにあります。ただし使用本数については、同社サイト内で数値が一致していないため、本記事では本数を記載していません。素材そのものは公式に明確です。

アフターは長期にわたり、建物が存在する限り定期点検を続ける方針を掲げています。

注意点:価格は公式に公開されていません。木曽檜という素材の性格上、価格帯は上振れしやすいと考えられます。断熱性能の具体的な数値も公式では確認できませんでした。

こんな人におすすめ:素材としての木にこだわり、長期のアフターを重視する人。

2. 鳥越住建|C値1.0以下・耐震等級3の高性能自由設計

鳥越住建 の本社・許可・対応エリア・坪単価の目安
項目内容
本社 長崎市矢上町28-24
許可 長崎県知事 第010007号
対応エリア 長崎市を中心とした県内
坪単価の目安 65〜90万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)
  1. 本社

    内容
    長崎市矢上町28-24
  2. 許可

    内容
    長崎県知事 第010007号
  3. 対応エリア

    内容
    長崎市を中心とした県内
  4. 坪単価の目安

    内容
    65〜90万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)

公式サイトe-juutaku.jp

3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

鳥越住建は、長崎市矢上町の地場工務店です。性能を数値で示している点が、5社のなかで際立っています。

公式に確認できるのは、C値1.0以下、耐震等級3、長期優良住宅への対応、そしてSE構法にも対応していることです。SE構法は柱と梁を専用の金物で接合する木造ラーメン構造で、大きな開口や柱の少ない空間を構造計算で成立させられるのが特徴です。

斜面地の多い長崎では、この構法の選択肢を持っていることに意味があります。 敷地の形が整わない場合、間取りの自由度がそのまま設計の余地になるためです。

注意点:規格商品を持たない完全自由設計のため、価格の見当は見積もりを取るまでつきません。施工エリアも長崎市が中心です。

こんな人におすすめ:長崎市で、性能を数値で確認しながら自由設計で建てたい人。

3. ユーセイホーム|県北の地域密着・デザインカーサ加盟

ユーセイホーム の本社・許可・対応エリア・坪単価の目安
項目内容
本社 北松浦郡佐々町中川原免130-1(1971年創業)
許可 長崎県知事 第004722号
対応エリア 佐々町・佐世保市・松浦市・平戸市を中心とした県北部
坪単価の目安 約58万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)
  1. 本社

    内容
    北松浦郡佐々町中川原免130-1(1971年創業)
  2. 許可

    内容
    長崎県知事 第004722号
  3. 対応エリア

    内容
    佐々町・佐世保市・松浦市・平戸市を中心とした県北部
  4. 坪単価の目安

    内容
    約58万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)

公式サイトyousei151224.com

3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

ユーセイホームは、北松浦郡佐々町に本社を置く1971年創業の地域密着型の会社です。佐世保・松浦・平戸を含む県北部をカバーします。

建築家住宅のフランチャイズであるデザインカーサに加盟しており、現行のプランは、フルオーダーのYOUSEI CANVASと、デザインカーサDESIGN Y’sSTYLEです。設計事務所の提案を地元の施工体制で建てられるのが、加盟のねらいといえます。

注意点:価格は公開されていません。またフランチャイズのプランは本部側で更新されるため、検討時点のラインナップを公式で確認してください。

こんな人におすすめ:佐世保・県北エリアで、建築家プランを地元の会社に頼みたい人。

4. 大栄建設トミーズホーム|県央のローコスト・自社体制の施工

大栄建設トミーズホーム の本社・許可・対応エリア・坪単価の目安
項目内容
本社 諫早市高来町泉160-1(1982年創業)
許可 長崎県知事 第013839号
対応エリア 諫早市・大村市・雲仙市・島原市・長崎市・南島原市・佐賀県の一部
坪単価の目安 55〜70万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)
  1. 本社

    内容
    諫早市高来町泉160-1(1982年創業)
  2. 許可

    内容
    長崎県知事 第013839号
  3. 対応エリア

    内容
    諫早市・大村市・雲仙市・島原市・長崎市・南島原市・佐賀県の一部
  4. 坪単価の目安

    内容
    55〜70万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)

公式サイトtaieikensetu.com

3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

大栄建設は、諫早市高来町に本社を置く1982年創業の地場工務店です。「トミーズホーム」は同社の住宅事業の屋号にあたります。

商品はSIMPLE NOTE大空間の家の2ライン。SIMPLE NOTEは全国のビルダーが加盟する設計提案型のブランドで、外観の窓を絞って中庭や高窓から光を取る構成が特徴です。

対応エリアは諫早・大村を中心に、長崎市から島原半島、佐賀県の一部まで広く、県央から動ける立地にあります。

注意点:価格は公開されていません。商品によって性能の標準仕様が変わる可能性があるため、どちらのラインで検討するかを最初に決めておくと話が早く進みます。

こんな人におすすめ:諫早・大村・島原方面で、設計提案型の商品を予算を抑えて建てたい人。

5. 浜松建設|自然素材と自社製材の木の家

浜松建設 の本社・拠点・許可・対応エリア・坪単価の目安
項目内容
本社 諫早市森山町唐比北341-1
拠点 南島原市に島原支店、大村市・長与町にサテライトオフィス
許可 特定建設業 長崎県知事許可(特-5)第491号
対応エリア 長崎県(諫早・佐世保・南島原ほか)
坪単価の目安 55〜60万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)
  1. 本社

    内容
    諫早市森山町唐比北341-1
  2. 拠点

    内容
    南島原市に島原支店、大村市・長与町にサテライトオフィス
  3. 許可

    内容
    特定建設業 長崎県知事許可(特-5)第491号
  4. 対応エリア

    内容
    長崎県(諫早・佐世保・南島原ほか)
  5. 坪単価の目安

    内容
    55〜60万円(公式非公開・媒体掲載値にもとづく当サイトの目安)

公式サイトhamamatsu-kensetsu.co.jp

3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

浜松建設は、昭和35年創業の「まるは木材」を母体とする自然素材の家づくりの会社です。社名は静岡の浜松と紛らわしいのですが、長崎県知事許可の県内企業です(諫早市森山町)。

無垢材や漆喰を使い、木材を自社で製材するのが最大の強みで、スギ・ヒノキ・ナラ・ケヤキ・ウォールナットなど扱う木の種類が豊富です。断熱にはデコスドライ工法を採用し、断熱に加えて調湿・防音性も高めています。

保証は、引き渡しから半年・1年・2年・5年・10年の定期点検と、構造耐力上主要な部分・雨水浸入防止部分・地盤調査の10年保証が標準です。さらに「建物20年保証」のオプションがあり、11年目以降は給排水管路も対象に加わります(保証・アフターサポート)。

注意点:20年保証はオプションで、10年目までに無料住宅検査を受けることが条件です。限度額は最大500万円(税込)、免責は1事故あたり10万円と定められています。年数だけでなく、条件と上限まで確認しておきましょう。

こんな人におすすめ:無垢材と木の質感を大切にしたい人。

会社名×商品名×工法で見る早見表

長崎県のおすすめ住宅会社5社の商品名・工法・公式の価格表示
会社名主な商品・プラン名工法・構造公式の価格表示
谷川建設 公式で商品名を確認できず(木曽檜を使う木造)木造非公開
鳥越住建 規格商品なし(完全自由設計)木造・SE構法にも対応非公開
ユーセイホーム YOUSEI CANVAS/デザインカーサ/DESIGN Y'sSTYLE木造非公開
大栄建設トミーズホーム SIMPLE NOTE/大空間の家木造非公開
浜松建設 公式で商品名を確認できず(デコスドライ工法・自社製材)木造非公開
  1. 谷川建設

    商品・プラン名
    公式で商品名を確認できず(木曽檜を使う木造)
    工法・構造
    木造
    公式の価格
    非公開
  2. 鳥越住建

    商品・プラン名
    規格商品なし(完全自由設計)
    工法・構造
    木造・SE構法にも対応
    公式の価格
    非公開
  3. ユーセイホーム

    商品・プラン名
    YOUSEI CANVAS/デザインカーサ/DESIGN Y'sSTYLE
    工法・構造
    木造
    公式の価格
    非公開
  4. 大栄建設トミーズホーム

    商品・プラン名
    SIMPLE NOTE/大空間の家
    工法・構造
    木造
    公式の価格
    非公開
  5. 浜松建設

    商品・プラン名
    公式で商品名を確認できず(デコスドライ工法・自社製材)
    工法・構造
    木造
    公式の価格
    非公開

5社とも木造で、5社とも価格は非公開です。 商品名が確認できた3社については、その名前を指定して見積もりを依頼すると比較条件がそろいます。

長崎県の注文住宅の坪単価・費用相場【公的統計】

結論:長崎県で2025年度に着工した持家(注文住宅)は、木造で約85.0万円/坪、鉄骨造を含めた総計で約86.6万円/坪です。全国の持家総計は約91.4万円/坪なので、長崎は下回ります。

国土交通省の建築着工統計には、都道府県別に「工事費予定額」と「床面積の合計」が載っています。これを割ると、坪あたりの工事費が公的なデータとして算出できます。

長崎県の持家の戸数・平均床面積・坪単価(2025年度・建築着工統計から当サイトが算出)
区分(長崎県・持家・2025年度)戸数平均床面積坪単価
総計 1,755戸106.9㎡(約32.4坪)約86.6万円/坪
木造 1,661戸106.7㎡約85.0万円/坪
鉄骨造 81戸111.7㎡約116.5万円/坪
(参考)全国・総計 188,474戸112.1㎡約91.4万円/坪
  1. 総計

    戸数
    1,755戸
    平均床面積
    106.9㎡(約32.4坪)
    坪単価
    約86.6万円/坪
  2. 木造

    戸数
    1,661戸
    平均床面積
    106.7㎡
    坪単価
    約85.0万円/坪
  3. 鉄骨造

    戸数
    81戸
    平均床面積
    111.7㎡
    坪単価
    約116.5万円/坪
  4. (参考)全国・総計

    戸数
    188,474戸
    平均床面積
    112.1㎡
    坪単価
    約91.4万円/坪

長崎県と九州各県の注文住宅の坪単価を比較した図。国土交通省の建築着工統計から当サイトが算出した2025年度の持家の値で、長崎県は総計86.6万円/坪・木造85.0万円/坪。福岡88.0、佐賀89.1、熊本86.8、大分86.9、宮崎83.5、鹿児島83.9、全国91.4万円/坪

鉄筋コンクリート造は12戸しかなく、統計として扱える数ではないため掲載していません。

この数字はどう計算したの?

会社ごとの目安が、この統計より低いのはなぜか

比較表の坪単価(55〜120万円)は、この章の公的統計(持家木造85.0万円/坪)より低めに出ている社が多くなっています。矛盾ではありません。 見ているものが違います。

会社ごとの坪単価と、建築着工統計の坪単価に含まれるものの違い
坪単価の種類含まれるもの
会社ごとの坪単価の目安 建物本体の工事費(媒体の掲載値にもとづく当サイトの整理)
建築着工統計の坪単価 着工時に届け出た工事費予定額。本体以外の工事を含む場合がある
  1. 会社ごとの坪単価の目安

    含まれるもの
    建物本体の工事費(媒体の掲載値にもとづく当サイトの整理)
  2. 建築着工統計の坪単価

    含まれるもの
    着工時に届け出た工事費予定額。本体以外の工事を含む場合がある

公的統計のほうが広い範囲を数えています。 会社ごとの目安だけで予算を組むと、その差のぶんだけ足りなくなる可能性があります。とくに長崎では、次章の敷地条件による費用がこの外側に乗ります。

長崎の平均は32.4坪。全国より小さい

同じ統計から、長崎県の持家の平均床面積は106.9㎡=約32.4坪と分かります。全国平均は112.1㎡(約33.9坪)なので、長崎は1.5坪ほど小さい計算です。

住宅の広さは敷地の広さに左右されます。斜面地が多く平坦な宅地が限られる県の事情が、この差に表れていると考えられます(この解釈は当サイトによるものです)。

注文住宅に限れば、長崎は木造の県

構造の内訳も同じ統計から分かります。ここには注意が必要な数字の並びがあります。

長崎県の新設住宅と持家における鉄筋コンクリート造の割合
対象鉄筋コンクリート造の割合
長崎県の新設住宅すべて 25.6%
長崎県の持家(注文住宅) 0.7%(1,755戸中12戸)

県全体で見るとRC造が4分の1を占めますが、これは貸家と分譲住宅にRC造が多いためです。 注文住宅の持家は1,755戸中1,661戸、94.6%が木造でした。

沖縄県のように「まずRC造か木造か」を決める必要がある県もありますが、長崎はそうではありません。 構造で悩む代わりに、次章の敷地条件に時間を使うほうが実りがあります。

タイプ別・こんな選択肢も

価格が公開されている規格住宅を見たいなら「あおぞら不動産」:西彼杵郡時津町の会社で、高性能住宅「SORAIRO」の価格表を公式サイトに掲載しています。28坪で1,820万円から(SORAIRO Lite・税抜)で、上位の2つを含めると1,820万〜2,346万円の幅です(公式・価格表。2026年8月23日確認)。本記事の5社が価格を公開していないなかで、金額を先に確認できる数少ない選択肢です。

★この価格表には、値上げの履歴もそのまま載っています(2024年1月・2025年2月・2025年6月)。平屋は坪あたり3万円上がること、上下水道の引き込み・地盤改良・外構・諸経費は別途であることも明記されています。価格を公開している会社でも、総額はこの外側に乗ります。

設計と施工を自社で完結させたいなら「上山建設」:東彼杵郡波佐見町の会社で、自社設計・自社施工を掲げています(公式)。佐世保・波佐見エリアが主戦場です。

県外資本のモデルハウスも見るなら:鹿児島本社の七呂建設が、長崎市三原にモデルハウスを構えています。ただし同社が公表している実績は鹿児島県内のものなので、長崎での実績と混同しないよう注意してください。

台風と、海に近い立地

長崎の家づくりで気候の話をするなら、書けることと書けないことを分けておく必要があります。

台風について。 気象庁の平年値(1991〜2020年の30年平均)では、九州北部地方への台風の年間接近数は3.8個です(気象庁 台風の平年値)。沖縄地方の7.7個の半分ほどにあたります。なお県別の平年値は公表されていないため、ここでは地方単位の数字であることをお断りしておきます。

海に近い立地について。 長崎は海に面した地域が多い県ですが、塩害の程度を示す公的なデータを見つけられませんでした。 そのため本記事では、塩害を数字で語ることはしません。海沿いの敷地を検討する場合に、外装材や金物の仕様、メンテナンスの周期を各社に確認しておく——という定性的な注意にとどめます。

「書けない」と書くのも情報だと考えています。 出典のない数字を並べるより、確認すべき項目を示すほうが役に立つはずです。

長崎で失敗しない住宅会社選び 3つのポイント

モデルハウスを見学する夫婦と住宅会社の担当者

1. 土地が決まる前に会社を決めない:長崎では、がけ条例の離隔・擁壁・造成・前面道路の条件で、同じ建物でも総額が変わります。土地の条件を伝えられない段階の見積もりは、比較の材料になりません。

2. 敷地条件を見積もりに反映してもらう:造成費・擁壁費・地盤改良費・資材の運搬費が含まれているか。含まれていない場合、いつの時点で確定するか。ここを曖昧にしたまま契約に進まないでください。

3. 比較条件は自分の側で固定する:5社とも価格を公開していないため、各社の見積もりは前提がばらばらで出てきます。延床面積・階数・断熱と耐震のグレード・付帯工事の範囲を先に決め、同じ条件で依頼してください。総額でしか比べられません。

長崎で住宅会社の評判を確かめる方法

正直にお伝えします。当サイトが調べた範囲では、長崎県内の住宅会社を対象にした第三者調査が見当たりませんでした。

沖縄県には東京商工リサーチ沖縄支店による県内の戸建て販売実績調査があり、こうしたデータは自社発表より検証しやすい情報になります。長崎には、調査会社によるものも地元紙によるものも、相当するものを見つけられませんでした。満足度調査についても、オリコン顧客満足度調査には九州・沖縄エリアの結果がありますが、対象は大手8社のみで、長崎の地場工務店は1社も入りませんオリコン調べ・2026年・調査企業52社・利用者17,114人)。都道府県別のランキングも、長崎県版は用意されていません。

つまり長崎では、どの地場工務店が何棟建てたかも、建てた人がどう評価したかも、第三者データからは分かりません。 この不足は、自分の手を動かす確認で埋めるしかありません。3つ挙げます。

1つめは、公的なデータベースで会社の実体を確かめること。 国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで、商号・本店所在地・建設業許可の番号と種類が確認できます。

ここで長崎特有の注意があります。県内には同じ商号の別法人が存在します。 本記事で扱う「谷川建設」は長崎市岡町の株式会社谷川建設(九州地方整備局 第008964号)で、五島市にも同名の別会社があります。「大栄建設」も同様で、本記事で扱うのは諫早市高来町の株式会社大栄建設(長崎県知事 第013839号)です。検索するときは、所在地と許可番号まで一致させてください。

2つめは、公式サイトに根拠となる数値があるかを見ること。 施工棟数、保証年数とその条件、点検の時期と回数。これらが具体的な数字で書かれているかどうかは、会社の姿勢の表れです。

3つめは、資料請求後の営業対応を評判の代わりに使うこと。 返信の速さ、質問への答えの具体性、押し売りの有無は、匿名の口コミより確実な情報です。

ランキングを探している方へ

「長崎 注文住宅 ランキング」で検索して、この記事にたどり着いた方もいると思います。当サイトは順位を掲げていません。 理由を書いておきます。

インターネット上には長崎の工務店ランキングを掲げるサイトがいくつもあります。ただし多くは、運営者が自ら評価軸を決めた独自のランキングです。アフィリエイト広告の利用を明示しているサイトもあります。それ自体が悪いわけではありませんが、誰が、何を、いつ測った順位なのかを確認しないまま順位だけを受け取るのは危険です。

住宅情報サイトのランキングも同じで、閲覧数で並べるもの、問い合わせ数で並べるものがあり、掲載されるのはそのサイトに登録している会社だけです。登録していない会社は最初から対象外になります。

当サイトが順位として扱うのは、調査元・年度・対象の3点が示されているものだけです。長崎については、その基準を満たす県内の調査を見つけられませんでした。だから順位を書いていません。

順位を探すより、この記事の比較表と早見表で工法・仕様・価格の公開状況を見比べ、条件の合う2〜3社に絞るほうが、結果として早いはずです。

まとめ

長崎県で実績と評価を確認できる住宅会社5社を紹介しました。

長崎の家づくりは、建物より先に敷地が費用を決めます。 がけ条例の離隔、擁壁、前面道路の幅員と勾配——ここを見積もりに反映してもらわないと、坪単価の比較には意味がありません。

そして5社とも価格を公開していない以上、延床面積と仕様を自分で固定して、同じ条件で見積もりを取るところからしか始まりません。気になった2〜3社のカタログを取り寄せるところから始めてください。

関連記事特集:注文住宅の資料請求のやり方|何社に頼む?営業は来る?

出典・本記事の作成方針

本記事の坪単価・費用相場は、国土交通省の建築着工統計から当サイトが算出した値です。掲載5社はいずれも公式サイトで坪単価・本体価格を公開していないため、各社の坪単価は住宅情報媒体の掲載値をもとに当サイトが整理した目安であり、各社の公表値ではありません。

主な出典政府統計の総合窓口(e-Stat)建築着工統計調査長崎県 建築基準条例の解説長崎県 土砂災害警戒区域の指定状況長崎市 車みち整備事業国土交通省 建設業者・宅建業者等企業情報検索システム気象庁 台風の平年値オリコン顧客満足度調査 ハウスメーカー 注文住宅(九州・沖縄)/各社公式サイト

数字と表記の扱いについて

本記事の作成方針:坪単価・費用相場は、国土交通省 建築着工統計調査 住宅着工統計 第34表(2025年度)の工事費予定額と床面積の合計から、当サイトが算出した値です(算出式は本文に記載)。国や各社が坪単価として公表している数字ではなく、着工時の予定額にもとづく建物のみの水準で、土地代・付帯工事費・諸費用・外構は含みません。掲載5社はいずれも公式サイトで坪単価・本体価格を公開していません。 そのため比較表と各社の表に載せた坪単価は、住宅情報媒体の掲載値をもとに当サイトが整理した目安であり、各社の公表値ではありません。時期・仕様・グレードで変動します。本体価格は坪単価に県の平均床面積を掛けた建物のみの金額で、公的統計の坪単価とは含まれる範囲が異なります(本文に対比表を掲載)。がけ条例の条文は長崎県土木部建築課「長崎県建築基準条例の解説」から引用し、長崎市や佐世保市などで取り扱いが異なる旨の同解説の注記もあわせて記載しました。土砂災害警戒区域の指定数は長崎県の公表値(令和8年7月14日現在)、車みち整備事業の整備条件は長崎市の公表値です。敷地条件が工事費に与える影響について金額を示した公的データはないため、本記事では金額を記載していません。 各データから導いた設計・費用への含意は、当サイトの見解であることを本文中に明示しています。台風の接近数は気象庁の平年値(1991〜2020年)で、県別の平年値は公表されていないため九州北部地方の数値です。塩害については公的データを確認できなかったため、定量的な記述をしていません。長崎県内の住宅会社を対象にした第三者調査は、当サイトが調べた範囲では見当たりませんでした。 オリコン顧客満足度調査は九州・沖縄エリア(2026年・調査企業52社・利用者17,114人)の結果で、対象は大手のみです。5社の商号・本店所在地・許可番号は、国土交通省 建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで突き合わせて確認しました(2026年8月確認)。谷川建設の木曽檜の使用本数は同社サイト内で数値が一致しないため記載していません。8項目チャートは、各社の公開情報をもとに当サイトが独自に評価した目安であり、各社の優劣を保証するものではありません。