【2026年版】北海道の注文住宅おすすめ住宅会社5選特徴・坪単価を比較

雪景色のなかに建つ北海道の住宅と札幌の街並み

北海道の家づくりは、本州とは前提が違います。寒冷地ゆえに高気密高断熱が全国最高レベルの標準で、地場の会社でもUA値0.25〜0.37・断熱等級6〜7対応・トリプルサッシ・全館暖房が当たり前。つまり「断熱性能が高いこと」だけでは差がつきにくく、デザイン・価格・工法・暖房方式(全館床暖房/全館空調/セントラルヒーティング)・雪対策(無落雪屋根・融雪)で選ぶことになります。

札幌は約195万人の政令市で、地場ビルダーが非常に厚いのも特徴。この記事では、北海道の家づくりで頼れる5タイプを、特徴・坪単価・評価とあわせて紹介します。

この記事の5社の選定基準

  1. 北海道の家づくりの代表的なタイプ(大手・全国系の高性能/札幌地場の実力ビルダー/コスパ系/デザイン系/超高断熱の最高性能)が分散していること。
  2. 住宅情報サイトの評価や、北海道での実績が確認できること。
  3. 本社が北海道内(札幌・帯広など)か、本州かを明記できること。

※北海道は各社が高断熱を掲げるため、UA値などの数値は商品・グレードで異なります。坪単価も工法・暖房方式で変わるため、正確な金額は各社への見積もりでご確認ください。

各社の紹介には、特徴を8項目で整理した当サイト独自のチャートを掲載しています(評価の考え方は記事末尾の作成方針をご覧ください)。

この記事に出てくる専門用語
  • RC造:鉄筋とコンクリートで造る住宅
  • UA値:室内の熱が外へ逃げやすいかを示す数値。小さいほど逃げにくい
  • C値:家の隙間の少なさを示す数値。小さいほど隙間が少ない
  • ZEH:光熱費を抑えやすい省エネ住宅の基準
  • 自由設計:間取りや仕様を一から相談できるプラン
  • 気密測定:家の隙間の少なさ(C値)を実際に測ること

北海道のおすすめ住宅会社5社 比較表

会社名坪単価の目安本体価格の目安(延床33坪)特徴
一条工務店80〜91万円約2,640万〜3,000万円本州(全国系)・UA値0.25・全館床暖房の大手高性能
豊栄建設45〜80万円約1,490万〜2,640万円札幌市・全館空調・断熱等級7対応の札幌地場
ロゴスホーム63〜90万円約2,080万〜2,970万円札幌市(帯広発祥)・着工数No.1(同社)のコスパビルダー
ジョンソンホームズ50〜80万円約1,650万〜2,640万円札幌市・輸入住宅・デザインブランドが豊富
土屋ホーム75〜85万円約2,480万〜2,810万円札幌市・UA値0.24・建築家自由設計の最高性能

北海道の住宅会社5社の坪単価目安の比較図。一条工務店が80〜91万円、豊栄建設が45〜80万円、ロゴスホームが63〜90万円、ジョンソンホームズが50〜80万円、土屋ホームが75〜85万円

坪単価の出所について、先にお断りしておきます。 注文住宅は仕様と延床面積で金額が動くため、公式サイトで坪単価を公開している会社は多くありません。 上表の坪単価は、公式に公表がある場合はその値を、公表がない場合は住宅情報媒体の掲載値をもとに当サイトが整理した目安です。各社の公表値として受け取らないでください。県全体の水準は、記事の後半にある「費用相場【公的統計】」の章をものさしにしてください。

本体価格の目安は「坪単価 × 延床33坪(約109㎡=4LDKの目安)」で算出した建物のみの価格です。坪単価は1坪あたりの建築費(1坪は約3.3㎡)、延床面積は各階の床面積を合計した広さのことです。実際の総額は、これに付帯工事費(地盤改良や給排水など建物本体以外の工事費)・諸費用・外構(駐車場や門、塀、庭など)・土地代が加わります。上乗せ分の割合は公的な一次データがなく、会社や敷地条件でも大きく変わるため、当サイトでは目安の割合を示していません。坪単価・本体価格はいずれも目安で、時期・仕様・プランで変動するため、正確な金額は各社の見積もりでご確認ください。

1. 一条工務店|UA値0.25・全館床暖房の大手高性能

項目内容
本社本州(東京・浜松/全国系)
対応エリア全国(北海道に多数の展示場)
坪単価の目安80〜91万円(全国基準)
本体価格の目安約2,640万〜3,000万円(延床33坪)
公式サイトichijo.co.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

一条工務店は、LIFULL HOME’Sの北海道 住宅メーカーランキングで1位(16,162pt)と、北海道でも突出した反響を集める全国系大手です(2026年7月時点・LIFULL HOME’S調べ)。「外内ダブル断熱構法」でUA値0.25(断熱王仕様)を実現し、主力のi-smartは全館床暖房が標準(追加費用なし)。どの部屋も暖かい温熱環境は、北海道の冬に強い定番です。

注意点:坪単価は全国基準の目安で、規格性が強く自由設計の度合いは確認が必要です。気密が高い分、室内の生活音が伝わりやすいとの声もあります。本社は本州の全国系です。

こんな人におすすめ:北海道で、大手の実績と全館床暖房の暖かさを重視する人。

2. 豊栄建設|全館空調・断熱等級7対応の札幌地場ビルダー

項目内容
本社札幌市(1989年設立・地域密着37年)
対応エリア札幌市を中心とする道央圏
坪単価の目安45〜80万円(媒体で幅)
本体価格の目安約1,490万〜2,640万円(延床33坪)
公式サイトhoei999.co.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

豊栄建設は、札幌に本社を置き、37年・累計5,500棟(同社表記)の地場実力ビルダーです。最高断熱等級7に対応し、トリプルサッシ(YKKAP APW430)を標準全館空調「Q極冷暖」はエアコン各1台の運転で年中快適とうたい、耐震もメタルジョイント工法+Kダンパー(震度7対応・揺れを最大76%軽減)と手厚い構成です(公式)。LIFULL HOME’Sの北海道 工務店ランキング1位・SUUMO4位(2026年7月時点)と、札幌地場の筆頭格です。

注意点:坪単価は媒体によって45〜80万円と幅が大きく、標準仕様や自由度は要確認です。対応は札幌中心の道央圏です。

こんな人におすすめ:札幌で、地場の実績と全館空調・高耐震を両立させたい人。

3. ロゴスホーム|着工数No.1(同社)のコスパビルダー

項目内容
本社札幌市(帯広創業・本店帯広/2003年設立)
対応エリア北海道全域(札幌・帯広・旭川ほか)+東北
坪単価の目安63〜90万円
本体価格の目安約2,080万〜2,970万円(延床33坪)
公式サイトlogoshome.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

ロゴスホームは、帯広発祥(本店は帯広・本社は札幌)の道内地場のコスパ重視ビルダーです。「高性能な注文住宅を適正価格で」を掲げ、UA値0.37・ZEH対応を手の届く価格で提供。「2025年 北海道・札幌・帯広の住宅着工数No.1」を自社(ロゴスHD)が発表しており(北海道住宅データバンク〈北海道住宅通信社〉調べ・2025年・注文+建売の建築確認数合算・PR TIMES)、年500棟以上の量産力が持ち味です。SUUMO北海道1位・LIFULL HOME’S北海道 工務店2位(4,357pt)と、両ポータルで上位を占めます(2026年7月時点)。

注意点:量産型のため、営業の引き継ぎや引き渡し前のチェック体制、担当者の対応範囲は契約前に確認しておくと安心です。「着工数No.1」は同社発表の集計値です。

こんな人におすすめ:北海道で、高断熱・ZEH対応をできるだけ手頃な価格で建てたい人。

4. ジョンソンホームズ|輸入住宅・デザインブランドが豊富

項目内容
本社札幌市(1987年設立)
対応エリア札幌を中心に道内各地
坪単価の目安50〜80万円
本体価格の目安約1,650万〜2,640万円(延床33坪)
公式サイトjohnsonhome.co.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

ジョンソンホームズは、札幌に本社を置き、年約350棟を手がける総合住宅会社です。最大の強みはデザイン提案力。輸入住宅ブランド「インターデコハウス」(全国FC)をはじめ、ノルディック・コロニアル・スパニッシュなど多彩なデザインブランドを展開します。断熱は北海道仕様の高水準を確保しつつ、坪50〜80万円と大手の道内支店より手頃な価格帯が中心です。

注意点:アフターサービス・保証の体制は、契約前に対応範囲を確認しておきましょう。断熱等級・UA値の具体的な公表値は公式でご確認ください。

こんな人におすすめ:札幌で、北欧・輸入デザインのおしゃれな家を、手頃な価格と北海道仕様の断熱で建てたい人。

5. 土屋ホーム(カーディナルハウス)|UA値0.24・建築家自由設計の最高性能

項目内容
本社札幌市北区(上場グループ)
対応エリア北海道(札幌ほか)+本州の一部
坪単価の目安75〜85万円(カーディナルハウス)
本体価格の目安約2,480万〜2,810万円(延床33坪)
公式サイトtsuchiyahome.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

土屋ホームは、札幌に本社を置く上場グループの地場企業で、最高級ブランド「カーディナルハウス」が看板です。外断熱「BES-T構法」によるダブル断熱・トリプルサッシで、カーディナルハウスのUA値0.24はトップクラスの高断熱高気密建築家とつくる完全自由設計で、寒冷地の暖房・断熱に長年の技術を蓄積しています。LIFULL HOME’Sの北海道 住宅メーカーランキング7位(2026年7月時点)。

注意点:カーディナルハウスは価格帯が高めです。標準ブランド「リズナス」など、ブランドにより仕様差があるため確認しましょう。

こんな人におすすめ:北海道で、最高クラスの断熱性能と建築家の自由設計を求める人。

北海道の注文住宅の坪単価・費用相場【公的統計】

結論:北海道で2025年度に着工した持家(注文住宅)は、木造で約90.9万円/坪、鉄骨造を含めた総計で約92.4万円/坪です。全国の持家総計は約91.4万円/坪なので、北海道は上回ります。

各社の坪単価は公式に公開されていないものが多く、媒体の掲載値を頼らざるを得ません。そこで、北海道全体の水準を公的なデータで押さえたものさしを用意しました。国土交通省の建築着工統計には都道府県別に「工事費予定額」と「床面積の合計」が載っており、これを割ると坪あたりの工事費が算出できます。

区分(北海道・持家・2025年度)戸数平均床面積坪単価
総計6,865戸114.6㎡(約34.7坪)約92.4万円/坪
木造6,530戸114.6㎡約90.9万円/坪
鉄骨造329戸114.5㎡約121.5万円/坪
(参考)全国・総計188,474戸112.1㎡約91.4万円/坪

RC造は着工数が少なく(RC造は3戸)、数戸の大規模な住宅で平均が動いてしまうため掲載していません。

この数字はどう計算したの?

「延床33坪」という前提にも根拠があります

比較表の本体価格は「坪単価 × 延床33坪」で計算していますが、この33坪という前提は、これまで根拠を示せていませんでした。同じ統計から、北海道の持家の平均床面積は114.6㎡=約34.7坪と分かります(全国平均は112.1㎡=約33.9坪)。北海道は33坪より1.7坪ほど大きいので、比較表の本体価格はやや低めに出ている可能性があります。予算を組むときは、自分が建てたい広さで計算し直してください。

会社ごとの目安が、この統計と違うのはなぜか

比較表の坪単価と、この章の統計は数字がずれます。矛盾ではありません。 見ているものが違います。

含まれるもの
会社ごとの坪単価の目安建物本体の工事費(媒体の掲載値にもとづく当サイトの整理)
建築着工統計の坪単価着工時に届け出た工事費予定額。本体以外の工事を含む場合がある

公的統計のほうが広い範囲を数えています。 会社ごとの目安だけで予算を組むと、その差のぶんだけ足りなくなる可能性があります。両方を並べて読む意味はそこにあります。

タイプ別・こんな選択肢も

旭川・道北で探すなら:カワムラホーム(旭川本拠・創業100年超)は、主力「ラクイエ」でUA値0.25・C値平均0.37・全棟気密測定を掲げ、本体1,800万円台〜のコスパが魅力です(LIFULL HOME’S北海道 工務店3位)。

道産材の木の家・雪国仕様で探すなら:武部建設(岩見沢・三笠/昭和21年創業)は、道産材の木造住宅に特化し、大工職人の墨付け・手刻みの伝統技術で「性能をデザインする工務店」を掲げます。

大手をオリコンで選ぶなら:オリコン顧客満足度の全国総合1位はスウェーデンハウス(12年連続)で、木製サッシ・トリプルガラスの北欧輸入住宅として寒冷地の高断熱に強みがあります(北海道エリアの順位は公式でご確認ください)。

北海道で失敗しない住宅会社選び 3つのポイント

モデルハウスを見学する夫婦と住宅会社の担当者

1. 「断熱の先」で比べる:北海道は各社とも高断熱が前提なので、UA値の数字だけでは差がつきにくいのが実情です。暖房方式(全館床暖房・全館空調・セントラルヒーティング)、デザイン、価格、雪対策まで含めて、暮らし方に合う会社を選びましょう。

2. 「本社が道内か、本州の全国系か」を確認する:北海道の地場ビルダーは寒冷地の実績と技術が厚く、地元密着のアフターが強みです。全国系大手も高性能ですが、本社の場所とアフター拠点を確認しておくと安心です。

3. カタログを集めてから展示場へ:資料で価格帯・工法・保証・断熱性能・暖房方式を横並びにしてから会いに行くほうが、営業トークに流されず冷静に比較できます。雪対策(無落雪屋根・融雪)の標準可否も確認しましょう。

気になる会社が見つかったら、公式サイトをチェック

  • 各社の紹介欄にある「公式サイト」から、カタログ請求や来場予約ができます
  • まずは気になった2〜3社にしぼって、資料を見比べるのがおすすめです

※各社の最新の商品・価格・キャンペーンは公式サイトでご確認ください

まとめ

北海道で実績と評価を確認できる住宅会社5社を紹介しました。

北海道の家づくりは、まず「断熱の先(暖房方式・デザイン・価格・雪対策)」と「北海道での実績」で比べるのが安心です。気になった2〜3社のカタログを取り寄せるところから始めてください。

関連記事特集:注文住宅の資料請求のやり方|何社に頼む?営業は来る?


本記事の作成方針:掲載しているランキング・実績はすべて出典元(公式サイト・住宅情報サイト)を明記しています。ランキングは各サイトの集計時点のものであり、順位は変動します(SUUMOは対象70社、LIFULL HOME’Sは掲載社数ベース。札幌市版は北海道版とほぼ同一の並びです)。坪単価はいずれも目安で、時期・商品・工法・暖房方式で変動し、価格の手頃さは5社内の相対比較です。一条工務店の坪単価・UA値は全国基準の目安、土屋ホームの坪単価はカーディナルハウス(最高級ブランド)の目安です。各社の性能数値(一条UA0.25/豊栄 断熱等級7対応/土屋カーディナルUA0.24/ロゴスUA0.37)は商品・グレードにより異なり、いずれも各社の公表仕様です(豊栄のUA値は公式に数値公表がないため本文では扱っていません)。ロゴスホームの「北海道着工数No.1」(北海道住宅データバンク〈北海道住宅通信社〉調べ・2025年・建築確認数合算)、豊栄建設の「37年・累計5,500棟」は同社発表・同社表記の集計値で、集計対象・年度は公式でご確認ください。一条工務店のみ本州本拠の全国系、豊栄建設(札幌)・ロゴスホーム(本社札幌・本店帯広)・ジョンソンホームズ(札幌)・土屋ホーム(札幌)は北海道内に本社を置きます。オリコンは全国総合1位がスウェーデンハウス(12年連続)で、北海道エリアの順位は公式で最新情報をご確認ください。無落雪屋根・融雪の標準可否は各社で異なるため要確認です。8項目チャートは、各社の公開情報(性能仕様・保証内容・実績・価格帯・口コミ傾向など)をもとに当サイトが独自に評価した目安であり、各社の優劣を保証するものではありません。

主な出典:SUUMO 北海道 工務店ランキング/LIFULL HOME’S 北海道 住宅メーカーランキング/LIFULL HOME’S 北海道 工務店ランキング/オリコン顧客満足度ランキング/各社公式サイト